消去[delete]のショートカットを作る

[編集][キーボードショートカット]ポップアップメニューの[ツール]を[メニューコマンド]に変えて[編集]の中にある[消去]にショートカットを割り当てます。

ペーストしたいものがあるので⌘+Xでカットという訳には行かず、消去[delete]キーでいらないものを消去しなければいけなくて、しかもそれを何度も繰り返さなければいけない作業があったときに、いちいちマウスから右手を話すのが億劫で面倒だなと思って、左手だけで操作できるショートカットをこんな感じに設定してみました。

⌘+option+shift+X

初期設定ではこの組み合わせは他のショートカットに設定されてないはずです。

透明度のあるマスク。

マスクにしたいオブジェクトを上に配置
マスクをかけたいオブジェクトを下に配置
両方選択してから
[透明]パネル
[マスク作成]をクリック。

[透明]パネルからマスクを作成すると、グラデーションして徐々に見えなくなるようなマスクをかけれます。

基本=黒い部分が隠れます。白い部分は見えます。

[マスクを反転]白黒反転するので、隠れる・見えるが逆になります。便利。
[クリップ]マスクにするオブジェクトの範囲外もマスクにする。これも便利。

アートボードの中心へペースト

⌘ + 0 [全体表示]
⌘ + V [ペースト]

普通にペーストすると、現在表示されている画面範囲の中心にコピーしたものがペーストされるので、一度、⌘ + 0 [全体表示]してから、⌘ + V [ペースト]すると簡易的ですがほぼアートボードの中心にペーストさせることが出来ます。アートボードに整列で中央に整列させると若干移動するのであくまでも簡易的にということで。地味ですが意外に多用しています。

同じ位置へペースト

⌘ + F [前面へペースト]
⌘ + B [背面へペースト]
⌘ + shift + V [同じ位置にペースト]
⌘ + shift + option + V [全てのアートボードにペースト]

これらは基本的に全て同じ位置(座標)へのペーストになります。多用・スピードアップ必至なので、ショートカットを覚えておくと非常に便利です。ちなみに「メニューバー」の「編集」にから操作できます。

⌘ + F[前面へペースト]と
⌘ + shift + V[同じ位置にペースト]の差がよくわからないので調べています。

簡単に特定のサイズの中を均等な長方形で埋める。

例:A4サイズを均等な九つにの長方形で区切りたい。

比率とかサイズとか全く気にせず、区切りたい感じに適当に9個長方形を描きます。(パスやポイントはぴったりとつけておく)

[変形]パネル(W)(H)に目的のサイズを入力します。この時[縦横比を固定]のチェックは外しておきます。

以上。簡単で楽にできます。

線に色が設定されている・戦幅があると線幅がサイズに加算されるので、入力した数値にプラスされた数値が表示されます。[線の位置]を[内側に揃える]に設定している場合は別です。

簡単にキラキラ(星)を作る

[楕円形ツール(L)]適当な円を描く
[効果]メニューバー
[パスの変形]
[パンク・膨張…]
[収縮]お好みの数値で!

以下必要に応じて・・・
[オブジェクト]メニューバー
[アピアランスの分割]

簡単にオブジェクトをぴったりくっつける。

「整列」「等間隔に分布」の数値を「0」に

整列の均等に分布を使って簡単にオブジェクトをぴったりとくっつけることが出来ます。

ぴったりとくっつけたいのに、スナップだとなかなかうまく合ってくれないことがよくありますが、これだと精神的に良いです(笑)そんなに気にすることではないかもしれませんが、アウトライン表示で限界まで拡大して確認してしまうタイプなもので(笑)分布というと均等に隙間がある印象ですが数値を0にすることでぴったり密着させるという発想の転換です。

クリッピングマスクを利用したサイズ調整。

ロゴマークなどで、メインの要素は共通だけど、それに付随するサブ要素が異なる、メインの要素を超えるサイズの要素が付随していた場合、適当に何も考えずにサイズを変更していると、あとで合わせるのが厄介だったりします。特に後からバリエーションが増えた場合。

もとから何%拡大縮小した・・・とかメモしながらデザインするのは感覚的に邪魔な作業なので・・・そんな時に共通する要素の方をマスクにしてしまうと、サイズ合わせが簡単にぴったり出来る方法を思いついたのでメモしておきます。

まずは共通の部分を「選択」「コピー」「全面へペースト」して
クリッピングマスクの準備をします。グループ化されている場合は解除してください。
その後それぞれ付随する下の文字まで含めて「クリッピングマスク」の「作成(command+7)」します。

基準にしたいオブジェクトのサイズを変形パネルからコピーします。
変形したいオブジェクトを選択し、変形パネルへペーストします。
※「縦横比を固定」はチェック。
全て整えたら「クリッピングマスク」を「解除」します。
これで基準にしたいオブジェクトとぴったり揃ったサイズに調整できます。色々と応用できそうな気がします。

埋め込み画像の問題

PDFのチェックも外して保存しているのになぜか重いなとおもってよくよく見てみたら、配置した画像が全て埋め込みになっていました。
CC2017はこれがデフォルトなんでしょうか?配置ダイアログボックスもオプションをクリックして表示しないと、リンクなどのチェックボックスが表示されません。

配置した全ての画像とAIファイルの複製を自動的に集めて作る

スクリプトを使う。

ファイル/スクリプト/その他のスクリプト
でアプリケーションフォルダ/Illustratorフォルダ/

Scripting/Sample Scripts/AppleScript/Collect for Output/CollectForOutput.scpt

を実行すると、指定したフォルダに全ての配置した画像とそれ自体の AIファイルを自動的に集めてくれる。

配置画像が増えてきたり、修正が入って画像が入れ替わったりとデータの整理が煩雑になってきて、いよいよ入稿という時に実際どれが必要な画像ファイルなんだろう・・・ってことが忙しくしてるとよくありますが、このスクリプトを実行すればとりあえず、配置してある必要な画像を自動的に集めてコピーを作ってくれるので大変重宝します。日頃から整理整頓しないといけないのはいうまでもありませんが、苦手です。笑